地味アラサーがセクキャバ嬢になってみた。

大学院卒・派遣社員・アラサー・セクキャバ嬢という私の労働記録。

入店・連休・初延長。

時系列を元に戻す。

 

関西のとある繁華街にある某セクキャバに入店しちゃった筆者。

1週間後はゴールデンウィークが待っていた。

 

すでに友達と会ったり親に会いに行く約束が目白押しだったので、それはキャンセルできず。

でも前途した通りお金にまったく余裕ないので働くしかない。つまり寝ないことを選択する。

筆者が働くことになった「エンジェルピース(仮称)」というお店は、繁華街の中でも割と駅近かつ人通りの多い場所で、平日でもたぶん客入りの良い方なのだと思う。

系列店舗数は数十店舗にも及ぶので、何やら業界大手、というやつみたいだ。

 

お店のオープン時間は19時半。そこから平日だと午前3時、休日は朝方、お客さんの言なくなるまで開ける。シフトは希望をほとんど聞いてくれるが、勤務時間があまりに短いとシフトに入れてくれない。

平日OL業が響くとさすがに困る私。自分の限界点もわからないので、とりあえず金曜、土曜休日を中心にシフトに入れてもらうことにした。

そうなると、平日働かない分連休は働いてほしいと言われる。

最近しがない派遣OLでしかない私は”必要とされること”を欲していた。お願いされると嬉しくてつい全日勤務可、にしてしまう。1日睡眠時間2時間のチャレンジである。

 

やはり連休前の平日はサラリーマンのニコイチグループが目立った。

サラリーマンという人種は何やら付き合いでこういう店を使うらしい。会社経費で。

嫌気がさす。本当に嫌だ、こんな人達が会社で権力握ってるなんて。

( 何人か連れ合ってくるお客さんのことを「〇個一」という。2人連れなら ’ニコイチ’。逆におひとり様なら「ピン」。)

 

さて、1晩出会う客のうち、かわすことになる大体の会話は以下の通りである。

 

もにあ「こんばんわぁ(にっこり&ぶりっこ)」

客「かわいいね」

も「いや、そんなことw(誰にでも言ってんだろが怒)」

客「いくつ?」

も「25ですぅ(5歳サバ読む)

客「若く見えるねーハタチかと思ったよ。」

も にっこり(思ってないくせに)

客「この仕事長いのー?」

も「いえ、まだ新人ですぅ」

客「へぇ、そうなんだ~。仕事はこれ(セクキャバ)だけ?」

も「お昼はОLしてまよぉ。そう見えるでしょぅ?」

客「へぇー意外!めっちゃ稼ぐねぇ!」

も     (ぜんぜん稼げないよバカヤロウ)

(´・ω・`)ooО(女が生きるってほんとつらいぜ。)

客「おっぱい何カップ?大きいね(触)」

(以下省略)

 (10分で交代)

 

この流れが一晩、退勤時間まで何度も繰り返される。

ゴールデンウィーク勤務で、大体サービス(キスや触り)への導入がこのように行われる、ということを学ぶ。

 

都会の繁華街なので、旅行客も多い。しかも18歳とか19歳も多い(嫌)。

そういうお客さんは次はないと判断し、適当にお話してサービスする、ということも何となくこの連休で心得る。

大体特別なことはなく、淡々と同じことを繰り返しているうちに、たまーにドリンクを入れてくれるお客さんに出会ったりして、そういやって時間をやりすごせば一晩の勤務が終わる。

筆者はお酒が入らないとニコニコ出来ない質なので、お店のお酒を常に拝借しながら時を過ごす。(サービスその他にやる気がない)

私のような地味アラサーが指名とか延長を望んではいけないぞ、と思っていた。

 

 

その時!

 

 

 

 

 

 

ボーイ「モニカさん、延長ッスね!」

 

 

 

 

 

フリーだと1回3人の嬢が回転するのだけど、

地方から来たそのお客さんはフリーを1回延長。

すなわち6人の嬢からサービスを受け、

なぜか6人目だった私を気に入るのだった。笑

 

 

なぜ???|д゚)

 

なぞのまま、2回延長し、ドリンクも入れてくださる。

そして次の日(連休なかび)もご来店。

本指名とやらをいただくことになる。

 

 

おや?????|д゚)

 

ボーイさんたちもびっくり。新人に’アツイ’客が付くにしてはめちゃ早!とのこと。

ボーイかつ店長の田中(仮名)「モニカさん、めっちゃアツイですよー!

6人中1人ですよ。ヤバいですから頑張ってください(スマイル)」

 

イケメン店長田中にそんなこと言われると、前途したようにここ最近人からめっきり関心を向けられなくなっていた私、ますます気合いが入る。

 

そのお客さん、ヨシオさんは、車好きの、おなかぽっこりでた中年のおじさん。

仕事は不明。喋らないしちょっと息から香ばしい匂いあり。鎖骨ばっかり触ってくる。(きもちわるくないと言えばウソ)

でも、☆延長☆指名☆という素晴らしい響きと、店長田中のよいしょについ調子に乗るのだった。

 

あら、私意外とこの仕事で稼げてしまうのではないか?

 

と思った連休。

 

 

余談。

「エンジェルピース」の時給は3000円。

そこにドリンクバック(微々たる)と指名、延長が入ると報酬が加わります。

指名も延長も大体1000円くらいのバックがあります。

(こういう業界では’バック’という表現を使うことを知りました。そうよね、労働者へ出資者から直接労働者に対価が支払われるわけではなく、一度預けられて’バック’されるんだもんね。)

 

時給だけでも全然いいと思っていた筆者だが、ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ、それ以上稼げたりもするのか、という欲が芽生えだします。

ちなみに寝ずに過ごした連休明けの派遣出勤時の顔と勤務状況は最悪でした。小さなミス連発。でも、派遣だからそこまで怒られないし、責任ないし。

 

田中に褒められるほうが幸せだわ。

 

つづく。