地味アラサー女子がセクキャバ嬢になってみた

文系大学院卒のくせに派遣社員というイタイ私の労働記録。

面接に行く足取り。

ここに至るまでを振り返る時間。

 

お金ないくせに大学院に長く通ってしまい、海外留学も長々してしまう。

奨学金も借りながら生活費と遊ぶお金ほしさに消費者金融に手を出したわたくしアラサー

大学院には5年も在籍。文系のその小さな分野においては割と評価されている若手研究者、と思っている。

誰にも言えないけど、少しセクシャルな部分に課題を抱えている。

身長は高い方だけど歳を重ねる毎にお腹も出てきてかなり寸胴体型である。

黒髪ボブの化粧映えのしない地味な顔である。美人ではない。

女の子からはかわいいと言われる、そんな顔である。

大学院卒業後、気持ち新たに借金返済のため派遣に登録。フルタイムOLをはじめるが、

こんな金で一生返せるかー!というところ。(月収15万弱。)

しかもわたしは研究者の夢を捨てられず、留学にもいきたい。

 

お金が、心底ない。

 

見渡せばアラサーの友人たら、高そうなもの持って飲みに行ったらシャンパンワインポコポコ開けやるし、旅行にも気軽に行く。

わたしは、毎日弁当(もやしつめて)で切り詰め、家賃やっすい家に住み、シャンプーひとつ買うのも精一杯。めっちゃ悩む。

そして月々の借金返済。たまに羽目を外して飲んでしまうと、また借金しちゃう。(あのATMみたいなお手軽さよ、くそアコ◯め。)

 

そうや、この負のサイクルから脱出せねば。

実力があれば、才能があれば、収入はおのずとついてくる、って思ってた。

 

甘かった。

 

私はただの自信過剰の金使いの荒いお子様だった。

 

頑張ってみる。

彼氏には内緒である。

 

面接に行く日、8時半から17時まではOLである。

ずーっとパソコンに向かいっぱなしの、そんなお仕事である。

 

仕事は身に入らず、今日の夜のことばかり考えた。

ちょっとエッチなことを考えてじわーっとしたり。

落ちたらどうしよう、とか、月収しゅみれーしょんとか、そんなことばかりしてしまう。

 

職場の近くの銭湯でさっぱりして、酒気帯びじゃないとやってけないぜって早々にビールぷしゅー!

彼氏くんに会いたいな、なんて思いながら。

 

繁華街に向かう電車に乗る。

すごいはでーな女性がいるんだけど、あんな風なの、わたしはやっぱり綺麗と思わないなぁ、なんて思う。

意外と楽勝、と思えるお仕事だったらいいな。